フリーランスと聞いてどんな職業を想像しますか?
フリーアナウンサー、ライター、記者、デザイナ、プログラマー・・・等々
様々な分野でフリーランスの方々が活躍されていると思いますが、例えばフリーアナウンサーでいえば
事務所には所属しているものの、それぞれは個人事業主として開業されているケースがほとんどだと聞きます。
では、何が違うんでしょうか?
フリーランスと個人事業主の違い
フリーランスとは、特定の会社(法人)や団体に属さずに業務を行う、「働き方」を意味する言葉です。
それに対し、個人事業主は「税法上の区分」です。個人事業主の定義としては「反復・継続して事業を行う個人」であり、
株式会社などの法人を設立せずに、税務署に対して「開業届」を提出し、事業を営む人のことを指します。
つまり、「開業届」を税務署にだしたかどうか?という違いになります。
例えば私を定義付けすれば、「フリーランスで働いている個人事業主です。」と言ったところでしょか。
個人として仕事を始めるときは、まず、税務署に『開業届』を届けることでスタートします。
開業することで、税務上の様々なメリットを得ることができます。
個人事業主として『開業』する必要性
私の場合は・・・ですが、私の事業を展開する業界は、自動車業界です。
自動車業界で、フリーランスの製品・機械設計者は、かなり少ないのでは?と思います。
何か統計を取った訳でもないので、私の肌感覚ですが、個人事業主としてやられている方は少ないと思います。
デザイナーなどのクリエイター職で数人に会った事があるくらいです。
自動車業界における設計業務の外部委託は、自動車メーカーや部品製造メーカーの設計部署が
下請け製造メーカーや数多く存在するエンジニアリングに委託します。
それぞれの製造メーカーは、自社内にも多くの設計者を抱えており、かつ幾つかのエンジニアリング会社と
既に委託契約を結んでいる状況の中で、そこに割ってはいることは至難の業です。
私がどのように受注に至ったかは、追々お話させて頂くとして、大事なことは『会社としての信用』です。
個人事業の場合、会社の信用は事業主の信用と直結するわけですが、あくまでも『会社』が『社会』の中で
信用される存在であるということを第3者から見ても認知されることが大切かと思います。